てぃーだぱみの日記ブログ

モラハラのワナから逃れられないのはなぜ？
こうしたリスクを避けるためにも、本人がモラハラの被害に早めに気づき、加害者の支配から脱出する必要があるのですが、それにはまず加害者の特徴を知っておくことが必要になります。
しかし、モラハラを受け続けると、抑うつや不安、混乱、緊張が続き、心の病を発症してしまうこともあります。
自立性や自己肯定感が低い人ほど、こうした態度に惑わされやすく、支配から脱出できなくなってしまいます。
しかも、加害者は「ダメなあなたを受け入れられるのは、私しかいない」と、自分自身を「唯一の理解者」であるかのように思わせたり、離れようとすると罪悪感を植えつけ、優しい態度やへりくだった態度に豹変し、懐柔されることもあります。
被害者が自己を責めているだけでは、加害者の支配から抜け出すことができません。
モラハラ被害者は、そうした操作を素直に受け入れ、自己否定に陥りやすいのです。
さらに、加害者は「一緒にいる私は、いつも迷惑を被っている」「被害を受けているのは私の方だ」と、自分の方が被害者であるように、思わせます。
モラハラを受ける側は、加害者の巧みな操作によって人間性を否定され、「自分はダメな人」と思い込んでしまいます。


「モラルハラスメント（モラハラ）」を知っていますか？
それはどうしてでしょう？
しかし、モラハラを受ける被害者は、なかなか加害者の支配から抜け出すことができないことが多いのです。
つまり、どんな状況であれ、自分より立場の弱い人間に精神的な苦痛を与えて満足する行為は、すべてモラハラに関連するのです。
友人、恋人関係でも起こりますし、職場のパワーを利用したいやがらせ（パワハラ）、異性に対する性的いやがらせ（セクハラ）も、モラハラの仲間です。
こうしたモラハラは、家庭の中だけで起こるものではありません。
加害者は、相手を見下すことで、優越感に浸ることができます。
身近な誰かの行動の中に非難できるポイントを見つけ、そこを陰湿に指摘するなどして、相手の価値を貶めるのが、加害者の常套手段です。
モラルハラスメント（モラハラ）は、こんな日常の何気ないやりとりのなかでも、しばしば見られるものです。
グズならグズなりに、なんで昨日のうちから準備しておかないんだ！」とつぶやくのでした――。
せかされたお母さんは、慌てて助手席に乗り込みましたが、運転席のお父さんは、「まったく、 いつものろまだな。
しかしお父さんは待ちきれず、大きく2～3回クラクションを鳴らします。
お母さんは夫を怒らせてはいけないと、化粧もそこそこに、あせる気持ちで家中のカギをかけて回ります。
お母さんは、朝食の片づけや子どもたちの世話に忙しく、一方、支度を終えたお父さんはさっさと運転席に乗り込み、エンジンをブルン、とかけはじめました。
――休日、あるお宅では、家族での外出の準備をしています。